【大学3年・修士1年】鉄道業界の「冬のインターン」に参加しよう
こんにちは、交通新聞社 鉄道就活応援隊です。
以下のように考えている3年次生に向けて、この記事を作成しています。
就活では、インターンが大事ってよく聞くけど、インターンって絶対に参加したほうがいいの?
夏のインターンには参加できなかったけど、冬からでもインターンに参加できるの?
インターンの重要性は年々増していますが、「絶対に参加するべきなのか」「そもそもインターンをする意味って何なのか」と疑問に感じる3年次生は多いです。そこで、まずはインターンの概要や応募プロセス等について紹介していきます。
結論を早速お伝えすると、就職活動を有利に進められる可能性があるので、インターンに参加することを強くおすすめします。
では、詳しく説明していきますので、インターンに少しでも興味のある就活生は、ぜひ参考にしてくださいね!
※この記事の内容は、以前投稿したインターンに関する記事内容を一部引用しながら再編集したものになります。
インターンとは?
では、まずインターンの概要について紹介していきます。
インターンとは何か?
インターンとは「インターンシップ」の略称で、学生が興味のある企業にて就業体験する制度のことです。
少し前までは、企業にて就業体験するものや、他のインターン参加者と一緒にプロジェクト活動を行うもの、社員との座談会など、内容も質もバラつきがありました。
しかし、2023年度に学部3年もしくは修士課程に進学した学生から変更となり、それ以後は下図のタイプ3・4のみがインターンと呼ばれるようになりました。特に目にするのは、タイプ3かと思います。
詳しくは、以前に投稿したこちらの記事もどうぞ!
冬のインターンに参加したほうがいい理由とは
ここまでインターンの概要についてお伝えしましたが、インターンに参加したほうがいい理由も気になりますよね。インターンに参加したほうがいい理由は、大きく分けて以下の3点です。
具体的に働くイメージを強く持てる
本選考の練習になる
本選考での採用につながる場合がある
インターンに参加したほうがいい理由① 具体的に働くイメージを強く持てる
鉄道業・倉庫業・食料品製造業・銀行業・ガス業など、さまざまな業種から自分が働きたい業種を絞っていくことに苦戦する就活生は多いです。
それもそのはず。社会人経験のない学生が、それぞれの業種で働いている自分をイメージすることが難しいのは当たり前です。
しかし、インターンに参加できると、働くイメージが具体的になり、志望したい業種・企業が少しずつ絞れてきます。
インターンに参加したほうがいい理由② 本選考の練習になる
インターンの選考として、多くの企業がES・筆記試験や面接、作文などを課しています。この選考フローは、本選考と似ている部分もあります。インターンで選考フローを経験しておくと、本選考で緊張せずに自分の実力を発揮することができるでしょう。
インターンに参加したほうがいい理由③ 本選考での採用につながる場合がある
インターンで取得した学生情報は、採用活動開始以降であれば採用活動に活用して良いことになりました。新制度となりまだ間もないため、今後変わっていく可能性はありますが、参加できるとその後の選考に有利に働くこともありそうです。
冬のインターンに参加する時期は?
冬のインターンも夏のインターンと同様に、3年次・修士1年の学生を対象に行われます。時期については、冬休みや入試休み、春休みとなります。
開催する企業やタイプによりますが、一般的にインターンに参加するには5日間以上のまとまった日数が必要です。そのため、本業である学業に影響しにくい、学校の長期休暇期間に合わせて実施されるようになりました。
冬のインターンに参加しておきたい理由
インターン開催の有無は企業によって異なりますが、受け付けている職種の違いはあっても、就業体験をするプログラムであることには変わりません。
夏のインターンが開催されるのは、3年次生の夏休み期間。学生のみなさんは就活を始めて間もないということもあり、志望する企業や業界の研究を行っている方が多いかと思います。
しかし、冬のインターンは、志望企業の絞り込みや業界研究がある程度進んでいる方が多いのではと思います。そのため、プログラムに対する解像度が高い状態で臨めるので、より鮮明に働くイメージを掴むことができるので、積極的に参加することをオススメします。
もちろん、インターンに参加することで、その後の選考活動に学生情報が活用される場合があることも、参加をオススメする理由のひとつです。
鉄道業界のインターン応募に必要なこと
ここからは、インターン応募に必要なことについて紹介していきます。大まかな流れに関しては他の業種とも共通で以下の通りです。
応募先を探す
必要書類の作成
応募
応募先を探す
インターネットや大学のキャリアセンターなどから企業に関する情報を収集していきます。その後、自分が興味のある企業がインターンを実施しているのか、企業のホームページや就職ナビサイトで確認しましょう。
募集要項には様々な条件が記されているので、内容をよく確認してから応募してください。
エントリーシートの作成
インターンを実施している企業の多くが、必要書類としてエントリーシート(ES)を挙げています。ESとは、自己PR・学生時代に力を入れたこと・志望動機などを書く履歴書のようなものです。
インターンの選考に落ちないために、インターンに参加したいというあなたの意欲が伝わりやすいエントリーシートを作成することが大切です。詳しくは、以下の記事を参考にしてみてください。
また、ES以外に必要書類がある場合もあります。例えば作文です。作文の場合はテーマと文字数が決められているので、それに沿って書くようにしましょう。
応募
必要書類がそろった後は、締切日までに応募します。期日厳守なので、通信障害が発生して送れないとか、プロバイダの緊急メンテナンスが入って送れないといったことが無いように、余裕をもって応募しましょう。
郵送での応募の場合、書類を送付する際のマナーや郵便の仕組みなど、オンラインにはない注意点がありますので事前によく確認しておきましょう。いずれの場合も、スケジュールに余裕を持った提出が必要となります。
エントリーシートに同封する添え状については、Webで入手できるテンプレートを利用するのが手軽でおすすめです。提出期限については
指定の日付までに企業の担当部署へ届く必要のある「必着」
郵便局が押す消印の日付が指定の日までであれば受け付ける「消印有効」
の2つのパターンがあるので、注意しましょう。
志望する会社がインターンを実施していない場合
志望する会社がインターンを行っていないかもしれません。しかし、前出のタイプ1・2に該当するプログラムを実施していることもあります。
その後の採用活動にはつながらないかもしれませんが、会社の雰囲気や社員の様子などを肌で感じ取ることができるチャンスなので、積極的に参加することが望ましいです。
会社の募集要項に特に定められていなければ年次は問いませんので、2年次生も参加し、どういった業種で働くかを考えてみるのも良さそうです。また、参加は応募順という会社もあるので、情報は早めにキャッチできるようにしておきましょう。
鉄道業界のインターンについて
ここまで、一般的なインターンの概要や、応募に必要なことについて紹介しました。
このページを閲覧している皆さんは、鉄道業界のインターンについても気になるところだと思います。どのような分野があるのかなどについて、見ていきましょう。
多彩な内容
鉄道業界に様々な企業や業種がある中で、自分の専攻や興味のある分野にマッチするインターンはあるのか、というのは気になるところですよね。実際の例を見てみましょう。
会社の募集要項に特に定められていなければ年次は問いませんので、2年次生も参加し、どういった業種で働くかを考えてみるのも良さそうです。また、参加は応募順という会社もあるので、情報は早めにキャッチできるようにしておきましょう。
鉄道業界のインターンについて
ここまで、一般的なインターンの概要や、応募に必要なことについて紹介しました。
このページを閲覧している皆さんは、鉄道業界のインターンについても気になるところだと思います。どのような分野があるのかなどについて、見ていきましょう。
多彩な内容
鉄道業界に様々な企業や業種がある中で、自分の専攻や興味のある分野にマッチするインターンはあるのか、というのは気になるところですよね。実際の例を見てみましょう。
たとえば、東京メトロのインターンでは、理系向け技術系(車両・電気・土木・建築の4業種)のインターンと、文理不問デジタル系のインターンを開催しました。募集要項などはHPから確認することができます。
また、JR東海では、様々な業種で2~3日の就業体験ができるプログラムを組んでいます。こちらも募集要項などはHPから確認することができます。
鉄道事業者以外にも、上に挙げたような分野のそれぞれを専門に扱う企業があります。そういった企業がインターンや仕事体験といったプログラムを用意している場合もあるので、探してみてはいかがでしょうか。
その中から、あなたの専攻や、興味関心にマッチするインターンがきっと見つかるはずです。
まとめ
鉄道就活応援隊のnoteでは、「はじめて」が多い就活において不安になりがちなマナーや、よりあなたに合う企業を見つけるコツなどについてまとめています。以下のリンクからご覧ください。
また、鉄道就活応援隊の過去の記事も参考にしながら自分の興味関心を基にして企業を見つけてみる、ということもできますよ。
各種の就職ナビサイトや、鉄道就活応援隊の記事を上手に活用して、自分がインターンに参加する目的をよく考えて決めましょう。
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※2024年4月15日 インターンの定義変更に合わせた修正をしました